​* サンフランシスコ・ベイエリアの情報誌、J-Weeklyに毎月連載しているコラムです。

深いリラクゼーション状態で潜在意識に働きかけることで目標達成や問題解決を目指すヒプノセラピーには、実に様々な用途があります。数回にわたり、代表的な例をご紹介しています。
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2015年ももう残すところ数日となりましたが、もう新年の目標は立てられましたでしょうか？せっかく新年の目標を立てても、そのための努力を長期的に継続するのはなかなか簡単なことではありません。2週間くらいすると目標を立てたことすら忘れてしまったり・・・。そこで今回は、目標の達成のためのセラピーについてご紹介したいと思います。

もちろん目標の内容によってセッションの内容も変わってきますが、主に以下のような点を重視しながら進めていきます。

努力することへの不安を軽減する
不安が努力を妨げることはよくあることです。例えば、ビジネスで成功したいという最終目標がある場合、心のどこかに「失敗が怖いからトライしない方がよいのでは」、「もし成功したら今の生活が変わってしまうのではないか」といった気持ちも存在することがあります。とても自然な感情ですが、心の中に相反する気持ちがあると努力を続けるのが困難になるため、セッションの中でこういった気持ちに折り合いをつけていきます。

自信を高める
セッションの中で、目標達成をしているシーンや、理想的な自分をはっきりイメージしていただきます。そうすると潜在意識がそのイメージを受け入れ、「自分はどんどん理想に近づいていく」ことが当然のことと感じられ、そのための努力を継続する自信が高まります。

楽しみや喜びにつなげられるようにする
嫌々やっていることはなかなか長続きしません。セッションでは目標達成につながる行動が楽しみや喜びに感じられるように働きかけを行い、モチベーションを高めます。「楽しみながら習慣の一部として自然に行えるようにする」ことが努力を継続する秘訣となります。

2016年、達成したい目標があるという方は、ぜひご相談ください。

* サンフランシスコ・ベイエリアの情報誌、J-Weeklyに毎月連載しているコラムです。

​深いリラクゼーション状態で潜在意識に働きかけることで目標達成や問題解決を目指すヒプノセラピーには、実に様々な用途があります。数回にわたり、代表的な例をご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは禁煙です。

何年も続けてきた喫煙を意志の力（顕在意識）だけで止めるのは簡単なことではありません。喫煙が習慣の一部として潜在意識の奥深くにプログラムされているだけでなく、脳内でドーパミンを放出させるニコチンの作用により、喫煙者はその覚醒効果や快感に強く依存してしまっているためです。そこで効果を発揮するのが、潜在意識に働きかけるヒプノセラピーです。

催眠を使った禁煙方法にはいろいろなものがありますが、当方のプログラムでは、最初に禁煙に対する不安やストレスを和らげる準備から始めます。例えば、禁煙したい気持ちと吸い続けたい気持ちがせめぎあっているような場合には、そのまま禁煙を開始すると途中で苦しくなって挫折してしまう可能性が高いため、まずは相反する気持ちを対話させ、折り合いをつけられるようにします。また、他に大きなストレスや問題を抱えているような場合には、そちらの方を先に解決するためのセッションを行ってから禁煙に取り組むことをお勧めしています。

次に、喫煙の代わりにできる健康的なストレス解消法やリラックス方法について話し合い、禁煙の計画を立てていきます。実際のヒプノセラピーのセッションでは、様々な暗示を使うことにより、「禁煙のモチベーションが高まる、吸いたいと思わないようになる、煙草に代わるストレス解消法を楽しむ、気分や体調がよくなる、体が健康になっていくことに自信や喜びを感じる」といった変化を促します。また、ストレスや苦しさを軽減するためにご自分でできるイメージ法もお教えしています。
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当方の禁煙プログラムは、禁煙前のセッションが必要ない方の場合、3～4回で完了します。禁煙を考えている方はぜひご相談ください。